食・料理
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大根を切った時に、真ん中が青くて心配になったことはないだろうか。この記事では、大根の変色の原因と断面が青い大根のおすすめの調理法について紹介していく。さらに青い大根を見わけるコツや変色を防ぐコツを紹介するので、美味しい大根を見極めてみよう。
スーパーで購入してきた大根を切ると、切り口が青くなっていてビックリしてしまうことがある。真ん中が青い大根は食べることができるのだろうか?なぜ青くなるのかの原因や、食べられるのかどうかについてチェックしてみよう。
大根が青く変色する原因は、大根が育った土壌に関係がある。大根を栽培した土壌のホウ素が不足していたことが原因だ。これを青あざ症と呼ぶ。そのほか、大根に含まれる「アントシアニン」という色素によって白い部分が変色することもある。
大根の中心が青い場合、食べて大丈夫なのか躊躇してしまうが、カビや毒が発生しているのではないので、食べることができる。しかし症状がひどい場合は、固くなったり、辛くなったりして美味しく食べられないことがある。
大根を加工したぬか漬けや切り干し大根などが青く変色してしまうのも生の大根と同じことが原因なので食べることができる。切り干し大根の場合は、冷凍することで冷蔵よりも日持ちさせることが可能になる。
大根を切って断面が青い場合は、加熱料理にして食べるのがおすすめだ。青い大根のおすすめの調理法をみてみよう。
青あざ症と呼ばれる、青い大根は、調理法によって美味しく食べることができる。まず、おすすめなのがおでんのような煮物にして食べることだ。煮物にすることで、しっかり味が染み込むことで、青い色が気にならなくなるうえに、固さも気にならなくなる。
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青い大根は大根おろしにすると色が目立たなくなる。さらに大根おろしも加熱調理すると固さや苦みなどが軽減され、青い大根が食べやすくなる。大根おろしをみぞれ煮にしたり、あんかけなどに活用したりするといいだろう。
青い大根は切ってみないとわからないことが多いが、できるだけ新鮮な大根を選ぶことで青くない大根を選ぶことができる。青い大根を見分けるコツを紹介しよう。
あらかじめカットされている大根を選ぶと、切り口を確認することができる。青い大根はカットしてみないとわからないので、カットされている大根なら事前に切り口が青くないかチェックすることができるだろう。
鮮度が落ちた大根は、青くなってしまっていることが多いので、できるだけ新鮮な大根を選ぶのがいいだろう。新鮮な大根は表面にツヤやハリがある。さらに重くずっしりしているものは、水分を多く含んでいる新鮮な大根の証拠だ。
大根のひげ根は、水分や養分を土壌から吸い上げる働きがある。そのため、ひげ根が短いほど環境のよい土壌で育った証拠なので、新鮮なことが多い。逆に大根のひげ根が長いものは、鮮度が低いということになる。
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大根が青く変色するのを防ぐには、保存方法も大切だ。できるだけ鮮度を保つように保存することで大根が青くなるのを防げる。葉のついた大根は購入したら、葉を切り落とし、大根の水分が乾燥しないように新聞紙で包んで、涼しい場所で保管しよう。夏場の場合は、冷蔵庫で保管するのがいいだろう。その際、立てて保存することで無駄なエネルギーが大根にかからないので、養分を保ったまま保存することができる。
大根を切った際に真ん中が青くビックリすることがあるが、カビではないので食べることができる。しかし鮮度が落ちていて固くなっていることが多いので、煮物や大根おろしなどにして食べるのがおすすめだ。また、青い大根を見分けるには、大根の鮮度が大切になるので、大根を購入する際は、できるだけ新鮮なものを選ぶようにしよう。