食・料理
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監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)
トースターで焼くイメージが強い餅だが、フライパンでも美味しく焼き上げることができる。フライパンを使った餅を焼くコツや、人気のアレンジを紹介していく。フライパンを使えば、餅を手軽に美味しく味わうことができるだろう。
フライパンで餅を焼くときは、フライパンに餅がくっつかないか心配だ。フライパンを使った餅の焼き方のポイントを紹介しよう。
フライパンで餅を焼く場合は、じっくり焼くのがポイントだ。また、もちもちの食感に仕上げたい場合は、フライパンにお湯を少量加えて、ふたをして蒸焼きにするといいだろう。
フライパンで餅を焼く場合は、フッ素加工のフライパンなら油をひく必要はない。しかしフライパンによってはくっついてしまう場合があるので、使うフライパンの種類や状態に合わせて油をひくようにしよう。
冷凍餅の場合もフッ素加工のフライパンの場合は油をひく必要はない。油は必要に応じて使うようにしよう。
フライパン用クッキングシートだけではなく、アルミホイルを使うこともできる。アルミホイルを使う場合は、一度丸めてシワをつけてから広げて使うといいだろう。アルミホイルはくっつきにくいものを使うようにしたい。
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フライパンを使えば、餅のいろいろなアレンジを楽しむことができる。フライパンで作れる餅アレンジをみてみよう。
餅をピザ生地として代用するチーズピザがおすすめだ。餅は薄く切ってフライパンに並べる。そこにピザソースやお好みの具材とチーズを乗せて焼くだけだ。餅は薄く切って使うことで、パリッとした食感に仕上がる。
SNSで話題の餅の食べ方が、シルク餅と呼ばれる餅せんべいだ。作り方は熱したフライパンに切り餅をこするだけで、薄く溶けた餅がパリふわの食感になる。そのまま食べても美味しいが、あんこやオリーブオイルをつけても美味しい。
禁断の美味しさだと話題なのが、バター醤油餅だ。バターで焼いた餅はサクッと香ばしい味わいになる。餅は薄くスライスして作るとサクッと食感に仕上がり食べやすい。お好みで仕上げにかける醤油をシナモンや砂糖にかえるとさまざまなアレンジが楽しめる。
餅を食べやすく切って、千切りにしたじゃがいもとチーズと焼くことで、カリふわ食感がクセになるおやつが完成する。腹持ちもよいので、小腹がすいたときにピッタリだ。
餅を野菜や肉と一緒に甘辛に炒めれば、餅チーズタッカルビが作れる。チーズを加えることでコクがアップし食欲をかきたてる。コチュジャンを使えばより本格的な味わいに仕上がる。
フライパンを使えば餅を簡単に焼くことができ、いろいろなアレンジを楽しめる。餅をフライパンで焼くとくっついてしまうことが懸念されるが、フッ素加工のフライパンを使ったり、アルミホイルやクッキングシートを敷いたりすると問題ない。フライパンを使っていろいろなアレンジ餅を楽しんでみよう。
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。