食・料理
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鍋の具や和え物として美味しく食べることができる春菊は、みずみずしい緑が好ましい野菜である。春菊を買い過ぎてしまった場合は、冷凍で保存できることをご存じだろうか。鮮度を失ってしなしなになってしまう前に、春菊を冷凍して最後まで美味しく食べたい。本記事ではそのための方法を解説する。
春菊のような葉物の野菜の冷凍は躊躇してしまう人もいるかもしれない。しかしイメージしている以上に簡単にできるのが、春菊の冷凍保存なのである。まずは生の春菊をそのまま冷凍する方法を紹介する。
意外や意外、春菊は生のまま冷凍できるのである。その手順を見てみよう。
この方法でおよそ1か月保存ができる。
春菊を生のまま冷凍する方法は、非常にシンプルである。一方、茹でることでより風味を維持できるというメリットがある。茹でた春菊はどのように冷凍するのだろうか。
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下茹でしてから冷凍する春菊は、生で冷凍するよりも食感や香りが残るのがメリットである。その方法はこちらである。
加熱してから冷凍する春菊の日持ちも、1か月が目安である。
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冷凍した春菊は、どんな方法で解凍するのだろうか。解凍後の春菊は、料理するだけではなく、おひたしでも食べたい。生の状態、あるいは茹でた状態の春菊はそのまま調理に活用できるのだろうか。美味しさを保ったまま解凍して食べる方法を解説する。
冷凍した生の春菊は、解凍しないで調理できる。袋の上から揉むと、葉や茎がばらけて調理に使いやすい。おひたしや人気のナムルにする場合も、凍ったまま茹でて問題ない。茹でてから冷凍した春菊の場合も、鍋や味噌汁の具にするのならば解凍せずにそのまま鍋に投入しよう。おひたしやナムルにする場合だけ、レンジの解凍機能を使用して解凍してほしい。
独特の風味が人気の春菊は、保存性に優れた野菜ではない。購入後、すぐに消費しない場合には冷凍保存をして廃棄を避けよう。春菊は、生のままでも茹でても冷凍できる。いずれも方法はごくシンプルで、料理初心者でも問題なくクリアできる。冷凍春菊は、解凍せずに料理に使えるというメリットもある。ぜひトライしてみてほしい。
経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。