心臓発作を防ぐ＆冠動脈の血流を改善する15種類のスーパーフード

食・料理

栄養的に心臓疾患のリスクを低減させる方法を探している方や、単においしいスーパーフードで食生活を改善させたい方に、健康に役立つヒントをご紹介しましょう。これらのスーパーフードは天然素材であるだけでなく、栄養素や抗酸化物質が豊富で、健康や免疫力を高めることもできます。高血圧・糖尿病・冠動脈狭窄・肥満・高脂血症などの心臓に関する健康問題は、食生活を変えて、健康的な習慣を奨励することで、簡単に予防できるということが、複数の研究により明らかになっています。そこで、新たに健康的な食生活を始める役に立つスーパーフードを、ネット上を探し回って見つけて来ました。

オレンジ

ケール

キャベツの仲間で最も健康的な野菜の1つである葉物野菜のケールには、循環器の健康を維持し、心疾患を防ぐためにも役立つ栄養素も豊富に含まれています。ケールは手に入りづらいこともありますが、その健康効果には探し求めるだけの価値があります。ケールは最も心臓に良い野菜の1つとも言われていて、抗酸化物質・食物繊維・オメガ3脂肪酸などが含まれています。また、脂肪やカロリーが少ないため、毎回の食事にぜひとも加えたい食べ物として、すでに人気を集めています！

にんにく

にんにくは吸血鬼を近寄らせないための野菜として知られていますが、心臓に良いスーパーフードでもあります。にんにくは様々な料理に広く使われていますが、冠動脈のプラークを減らしたり、血圧を下げたりすることもできます。また、にんにくには血管を狭める酵素を減らす作用もあります。錠剤として摂取した場合には、冠動脈内に蓄積したプラークを最大50％削減することができることが、複数の研究からわかっています。

赤ワイン

赤ワインは、長い1日の終わりにくつろぐための素晴らしい方法であり、大好きな料理と合わせて飲みたいものでもありますが、赤ワインをときどき飲むことで、お医者さんいらずになるかもしれません。実際に、一部の専門家によれば、適度な量の赤ワインを飲むことは、HDLコレステロールの数値を下げ、コレステロールの堆積を防ぐことができます。また、赤ワインには抗酸化物質も含まれており、冠動脈性心疾患を予防したり、血管の柔軟性を維持することで血栓を減らしたりすることができます。専門家がそう言うのなら、多少飲んでも…

チョコレート

チョコレート中毒のみなさんに朗報です！この甘いごほうびは、あっという間に幸せな気分にしてくれるだけでなく、心疾患や心臓発作のリスクを下げるためにも役立ちます！ハーバード大のある研究によれば、適量の生カカオを日常的に摂取する人の場合、血圧が低く、高血圧の兆候が見られなかったことがわかっています。ダークチョコレートには、元々フラボノールという抗酸化物質が豊富に含まれているので、適量を食べることで、血管の柔軟性が高まり、血圧が下がり、最終的には心臓に関係する病気を予防することができます。

イワシ

イワシというと、なじみのある食べ物ではない人もいるかもしれませんが、この魚には心臓の健康を高める栄養素が豊富に含まれています。実は、イワシにはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているため、有害なトリグリセリドを減らし、体を守ってくれるHDLコレステロール（善玉コレステロール）を増やし、炎症を減らし、結果的に心疾患を予防してくれるのです。

レンズ豆

レンズ豆をサラダや料理に加えると、味に深みを持たせることもできますが、健康上の利点も増えることになります。レンズ豆などの豆類が豊富な食事を摂っている人の場合、心疾患や心臓発作を起こすリスクが小さいことが、複数の研究から明らかになっています。実際に、レンズ豆には、タンパク質・マグネシウム・カリウムなどが豊富に含まれており、血圧を下げたり、コレステロールの値を下げたり、血管の中にプラークができるリスクを下げたりすることができます。

アーモンド

ザクロ

ザクロを使うと、スムージー、シェイク、サラダなどにさわやかさを加えることができます。お気付きではないかもしれませんが、これらのスーパーフードには、それぞれ独自の組み合わせの抗酸化物質が含まれていて、冠動脈の壁のプラークの酸化を防いだり、心臓疾患を予防したりすることができます。また、この特徴的なフルーツを食べると、心臓発作・前立腺がん・糖尿病・アルツハイマー病などを予防できるほか、肌・関節・歯・肝臓などの健康を高めることができることが、複数の研究によって示されています。

ブルーベリー

ブルーベリーには、スーパーフードに豊富な栄養素や抗酸化物質が多く含まれています。毎週ブルーベリーなどのベリー類の1人分を3回食べると、コレステロールの蓄積を減少させたり、血圧を下げたり、冠動脈の壁をプラークの蓄積から守ってくれたりすることが、研究によって示されています。この特においしいスーパーフードは、さらに、がんの原因の一部を取り除いたり、心臓疾患のリスクを低減させたりすることにも役立ちます。

ビーツ

紫色をした特別な野菜であるビーツには、ミネラル・ビタミン・抗酸化物質がたくさん含まれていて、その中にはベタインと呼ばれる植物性アルカロイドや、ビタミンB群の1つである葉酸も含まれています。ビーツは、サラダに加えることで、おいしさや歯ごたえや彩りを足すこともできますが、血中のホモシステイン濃度を下げることで、心疾患のリスクを下げることもできます。ビーツには、内臓を強くする、ガンなどの病気と戦うなど、他にも秘密の力が眠っていることが、研究によって示されています。

鮭

鮭は、お寿司で人気の魚で、サラダにも使われるほか、様々な独創的な料理にも登場する食材です。脂の乗ったこの美味しい魚には、オメガ3脂肪酸などの栄養素が豊富で、血中のトリグリセリド濃度を下げたり、血栓を予防したり、狭くなった血管を拡張したりすることで、結果的に心臓疾患を予防することができます。

ターメリック

ターメリックは、豊かな風味を持つ金色の粉末で、カレーのスパイスに最適です。東アジアでは、何世紀にもわたってこの食材が医療用に使われていますが、その知られていない健康効果や栄養価の高さから、欧米でも次第に人気になりました。ターメリックにはクルクミンと呼ばれる有効成分が含まれていて、これによって心臓肥大を防ぐことができることが、研究で示されています。また、高血圧・肥満・血管の機能不全などを予防し、心臓疾患のリスクが上がらないようにする効果もあります。

チアシード

チアシードは、スムージーに入れたり、上から振りかけたりすることの多い食材ですが、地球上で最も健康に良いスーパーフードとも考えられています。この種には、食物繊維・抗酸化物質・タンパク質・オメガ3脂肪酸などの栄養素が豊富に含まれています。さらに、チアシードはカロリーが低く、コレステロールを下げる健康的な方法になる他、心臓を健康にし、病気になるリスクを下げてくれます。