食・料理
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1年を通してスーパーで購入できるししゃも。北海道名物としても知られるが、近年では、輸入品が手ごろな価格で多く出回っている。そんなししゃもを美味しく食べるなら、フリッターがおすすめだ。今回は美味しいフリッターの作り方を紹介する。
フリッターとは揚げ物料理のひとつだが、フライや天ぷらと衣の作り方が異なり、「洋風の天ぷら」とも呼ばれている。衣の作り方に特徴があるので解説しよう。
ししゃも8尾分(2人前)のフリッターの材料は次の通りだ。
<衣の材料>
フリッターの衣はメレンゲを入れるのが定番だが、ベーキングパウダーを使うと手軽にふんわりとした食感を作り出せる。また、より柔らかい仕上がりにするために、小麦粉は薄力粉を使おう。
さらに、水分より油分の多いマヨネーズを使用することで、サクサク感が出せる。
衣はダマになりやすいので、しっかりと全体を混ぜ合わせるのがポイントだ。ふわっとしたししゃもフリッターが完成する。
ししゃものフリッターを揚げ焼いて作る方法もあるので紹介しよう。コツは、衣に多めにマヨネーズを使うことだ。マヨネーズも使うことで、衣の中の温度が上昇しやすくなり水分も蒸発しやすくなる。そのため、少量の油でもカラッとした仕上がりになる。
また、小麦粉の代わりに片栗粉を使うこともコツだ。
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<衣の材料>
ししゃものフリッターは、衣をアレンジすることで違った食感を楽しめる。それぞれの特徴やコツを紹介するので、ぜひ試してみてほしい。
サクサク食感も楽しみたいとき、薄力粉と一緒に片栗粉も配合するとよい。分量は、薄力粉:片栗粉=4:1だ。
ベーキングパウダーなしでふわふわ食感のフリッターを作るなら、卵白をしっかりと泡立てたメレンゲを使おう。卵白は冷やしておくと泡立てやすい。
分量は、薄力粉100gに対して卵1個、牛乳100mlだ。
天ぷら粉を使用すれば、用意する材料も少なくて済む。天ぷら粉50gに対し水は大さじ1だが、粉気が残らないように水を足すなどしてしっかり溶いて使うのがポイントだ。
基本のレシピでは牛乳を使うが、水で代用しても構わない。分量は牛乳と同じだ。
青のりを入れると、香ばしさが増すのでおすすめだ。適量を衣の材料に混ぜ入れてもよいが、青のりを少し残しておいて、揚げた後に衣にふりかけると彩りがキレイである。
ししゃものフリッターを美味しく作る、レシピやコツを紹介した。ふわふわにするならメレンゲや薄力粉、カリっと仕上げるなら片栗粉やマヨネーズを使うとよい。天ぷら粉や牛乳代わりに水を使うなど、家にあるもので作れるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。