食・料理
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みずみずしいかぶの美味しさは格別で、目につけば購入する人も多いだろう。かぶは寒い時期に美味しくなる品種が多く、心身ともにほっこりする料理に入れて食べることができる。かぶはどのように保存すれば長持ちするのか。本記事ではかぶの保存方法について説明する。
まずはかぶの保存法、その基本を見てみよう。かぶは冷蔵保存するのが長持ちのコツである。かぶを保管するのに適した気温は0度といわれている。冬でも冷蔵庫に入れるのがベターである。正しい保存法を説明する。
葉もついた新鮮なかぶの場合、葉は切り落として保存することが肝要である。葉つきのままだと、葉が根の部分にあたるかぶの水分を吸い上げるため、かぶのみずみずしさが軽減してしまうためである。葉は新鮮なものであれば美味しく食べることができる。かぶのそれぞれの部分の保存方法を見てみよう。
かぶの保存方法
湿ったキッチンペーパーや新聞紙にくるんでからポリ袋に入れるとさらによい。
かぶの葉の保存方法
かぶの葉の部分も、湿った紙にくるんでからポリ袋に入れ、冷蔵保存すると長持ちする。根に近いほうを下にして縦に保存するのが望ましい。
かぶはどのくらい保存が可能だろうか。状況にもよるが、一般的な保存期間はこちらを参考にしてほしい。
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かぶを買ったときの鮮度や冷蔵庫の温度も影響するので、傷んでいないか確認してから食べるようにしてほしい。
近日中に食べる予定がないかぶは、冷凍保存するとさらに長持ちする。正しく冷凍保存をして、解凍後に美味しく食べるためにはどうすればよいのだろうか。かぶの冷凍保存法について説明する。
かぶを冷凍するという習慣を持たない家庭もあるだろう。かぶの冷凍方法にはいくつかある。その例を紹介する。
かぶをカットしないで丸ごと冷凍することで、水分の流出を防ぐことができる。かぶを丸ごと冷凍する場合は、変色の可能性を考慮して皮はむいておこう。保存期間の目安はおよそ1か月である。解凍する場合は、ラップを外したかぶを流水で洗い、表面だけ溶けた状態で調理に使用する。
かぶは半月切りやくし切りにして冷凍すると、料理の際の手間が省ける。保存期間は1か月を目安とする。解凍せずに、そのまま汁物に活用できる。
かぶの葉は根の部分とは異なる食感で、美味しく食べることができる。かぶの葉の冷凍保存は、生のままと茹でたもの、いずれも可能である。調理する場合は解凍する必要はない。また軽く塩茹でして、食べやすい大きさに切り、1回使い切りの量ごとにラップにくるんで冷凍する方法もある。
かぶはプランターでも栽培できるため、自家製の味を楽しむのは難しくない。ほどよい大きさになったら、根の部分が割れてしまう前に早めに収穫するのが美味しいかぶを食べるためのコツとなる。冬に収穫するかぶならば、土つきのまま葉だけ切断してベランダや屋外に保存することもできる。また一度に消費できない場合は、葉を切断したかぶを土に戻しておくという方法も有効である。
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美味しそうなかぶを目にするとついついたくさん買ってしまうこともある。かぶはどんな調理法を用いれば、保存がきくだろうか。かぶは漬け物として使用されてきた歴史があり、浅漬けにするとちょうどよい箸休めとなる。ゆずや塩昆布なども活用して、風味が異なる漬け物を楽しむことができる。酢やローリエを使って、洋風のピクルスにしても美味しい。また、生姜やニンニクをきかせて炒めものにしても、作り置きのおかずとして役立つだろう。
かぶは比較的値段も安定した野菜として人気がある。かぶを保存する場合には、葉の部分は切断するのが最も重要なことである。冷蔵保存で数日保存できるが、使い切れない場合は根も葉も冷凍保存ができる。それぞれ上手に保存をし、みずみずしいかぶの鮮度を維持して使い切って欲しい。