食・料理
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ブロッコリーを料理に使う前には、料理に合わせた下ごしらえを行う必要がある。この記事では、ブロッコリーの基本的な下ごしらえや料理別の下ごしらえ方法を紹介する。正しい下ごしらえを行うことで、ブロッコリーをより美味しく味わえるだろう。
ブロッコリーは茹でる前に洗って切る必要がある。ブロッコリーの基本の下ごしらえをチェックしておこう。
房の部分の茎が太い場合は、茎に切り込みを入れておくと火が通りやすくなる。
ブロッコリーはレンジで茹でる方法と鍋で茹でる方法がある。それぞれの茹で方を紹介しよう。
レンジで茹でる方法
レンジで加熱する場合は、ブロッコリーが重ならないように並べると加熱ムラを防ぐことができる。
鍋で茹でる方法
ブロッコリーに下味をつけたい場合は、水1リットルに小さじ2~3ほどの塩を入れるといいだろう。茹でたブロッコリーは、常温まで冷めてから冷蔵庫に入れておけば、2日ほど保存が可能だ。
ブロッコリーを冷凍する場合は、生のまま冷凍する派と茹でてから冷凍する派に分かれる。生のまま冷凍すると、料理に使う時にシャキシャキとした歯ごたえを残すことができ、ビタミンが抜ける心配がない。それに対して茹でてから冷凍したブロッコリーは解凍するだけですぐに使えるメリットはあるが、小房が崩れてしまい、茹でることで水溶性ビタミンが流出状態になってしまうというデメリットがある。(※1)しかし保存期間を見ると、生の冷凍の場合は1ヶ月ほどしか日持ちできないのに対して、茹でたブロッコリーは2ヶ月ほど日持ちが可能だ。どちらも違ったメリットとデメリットがあるので、使い方に合わせてブロッコリーを冷凍する際の下ごしらえ方法を決めたい。
ブロッコリーは料理に合わせて下ごしらえを変えると、より美味しく味わうことができる。いろいろな料理のブロッコリーの下ごしらえをみてみよう。
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ブロッコリーはチーズフォンデュに欠かせない具材の1つだ。そんなブロッコリーは食べやすい大きさに切って軽く茹でたり、電子レンジで加熱したりしておくといいだろう。
アヒージョにブロッコリーを入れる場合は、小房に分けてから電子レンジ600Wで1分半ほど加熱しておくといいだろう。加熱したあとは、水気を切っておく。
シチューにブロッコリーを入れると、彩りがよくなる。シチューに入れる場合も軽く茹でたり、電子レンジで加熱しておくといいだろう。また、シチューの場合は仕上げにブロッコリーを加えるようにしよう。
バーベキューでブロッコリーを焼く際は、中までなかなか火が通らない。そのため、事前にブロッコリーを下茹でしてから、使うようにしよう。
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ブロッコリーは離乳食にも人気の食材だ。ブロッコリーを離乳食に使う場合は、必ず洗って下茹でをしておくようにしよう。さらに月齢に合わせて潰したり刻んでおくことが大切だ。離乳食初期は、茹でたブロッコリーをすりつぶしてペースト状にしておく。離乳食中期は茹でたブロッコリーをみじん切りにしてあげよう。さらに離乳食後期は茹でたブロッコリーを3mm角程度の食べやすい大きさに切って使うようにしよう。
ブロッコリーを料理に使う場合は、料理に合わせた下ごしらえをしておくのがおすすめだ。鍋で茹でたり電子レンジを使ったりして下茹でをしておくことが多い。下ごしらえをしておくことで、火が通りにくいブロッコリーも手軽に料理に使うことが可能だ。また、離乳食に使う場合は、月齢に合わせた下ごしらえをしておくことで、赤ちゃんでも安心して食べることができるだろう。
(参考文献)
※1 カゴメ株式会社
[ブロッコリーの栄養]茹でる、無水調理、レンジ加熱で違うの?|カゴメ株式会社
https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/201904/9687/