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みかんの賞味期限と目安!保存期間と傷んでいる状態を紹介

食・料理

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冬の果物の代表といえば、やはりみかんだろう。こたつでみかんを食べる光景は、ひと昔前はよく見られたものである。そんなみかん、なんとなく日持ちすると思っている人も多いようだが、実際には賞味期限はどれくらいかご存知だろうか?今回はそんなみかんと賞味期限の関係についてリサーチをしていきたい。美味しく食べるための保存方法についても解説していこう。


目次
  • 1. みかんの賞味期限と日持ち目安
  • 2. みかんの賞味期限切れと傷み
  • 3. みかんの賞味期限を伸ばすポイント

1. みかんの賞味期限と日持ち目安

寒いシーズンに旬を迎えることもあり、比較的日持ちすると考えられているみかん。実際にはどれくらいが賞味期限なのだろうか?ここでは日持ちの目安について解説をしていこう。

保存方法と期間

みかんと一口に言っても時期、そして種類によって日持ちの期間は異なる。ここでは目安となる基準をご紹介していこう。

直射日光が当たらず、涼しくて風通しのいい場所に重ねず保存した場合

11月頃のみかん/7~10日

12月頃のみかん/2週間(※1)

思ったより短い!と思った人も多いのではないだろうか?箱買いなどした場合は、この期間では食べきれていない...という人もいるかもしれない。上で述べた保存期間を過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではないし、保存条件によっては上の期間まで日持ちしないこともあるだろう。いずれにしろ、時間が経つと味や風味が劣化する可能性は否めない。

また、みかんは8~10℃くらいの環境で保存するのがよいといわれているが、昨今では暖房器具が発達していることもあり、部屋が暖かく冬でも保存に適した涼しい場所を確保するのが難しい場合もあるかもしれない。どうしても涼しい場所がないというときは、冷蔵庫の野菜室を活用してもいいだろう。

2. みかんの賞味期限切れと傷み

おおよその目安とされる賞味期限が切れてしまったみかん。食べていいのか迷ったときは、傷んでいないかを確認する必要がある。ここではみかんが傷んでいるかどうかを見分ける方法をご紹介していこう。

傷んだみかんの見分け方

みかんはカビが生えやすいフルーツだ。白色と緑色の粉状のカビに覆われているみかんを見たことがある人も少なくないはず。見た目ですぐわかるようなカビが生えているみかんは、食べてはいけない。さらに持ち上げるとカビの胞子が拡散するので、なるべく静かに取り除き、ビニール袋などに入れて密閉して廃棄することをおすすめする。

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また触ったときにぐちゃっとしていたり、ぶよぶよと柔らかいものは腐敗している可能性があるので、こちらも廃棄が正解だ。腐敗臭がする場合ももちろん食べてはならない。

3. みかんの賞味期限を伸ばすポイント

せっかく買ったみかん、賞味期限を少しでも長く伸ばして美味しく食べるにはどうしたらいいのだろう?ここではみかんを美味しく食べ切るためのコツをご紹介していこう。

保存に適した環境

みかんの保存は前述の通り、8~10℃の気温、なおかつ直射日光が当たらず、風通しのいい場所がおすすめだ。箱入りみかんは段ボールに入っていることも多いが、そのままだとどうしても通気性が悪かったり、圧力がかかりやすい。段ボールに入れる場合は、新聞紙を底と間に敷いて、空間に間をもたせて入れるのが正解だ。また段ボールの蓋は開けっ放しが基本。箱の底にあるみかんから食べることも重要だ。メッシュのカゴなどがあるとさらに便利である。

ヘタを下に向ける

みかんはヘタを下に向けて保存したほうが、傷みにくい。結果、賞味期限が長くなる。ヘタを下にすることで傷むスピードが遅くなるという。

傷んでいないか確認する

みかんだけに限ったことではないが、みかんはとくにひとたび傷んだり、カビが生えると周りにもその影響が広がりやすい。このため、傷んでいるものがないかこまめに確認する必要がある。とくに箱入りで中身の全容が見渡せないときは、注意が必要である。もし傷んでいるものがあれば、即座に取り除くこと。

結論

みかんの賞味期限は意外に短く、常温なら1週間がひとつの目安だ。ただしこれは適切な環境に置かれた場合のものなので、室温の高い部屋や通気性の悪い環境であれば、これよりも短くなり、カビが生えるなど傷みが起こり食べられなくなってしまう。とくに箱入りのみかんは底の方がより傷みやすく、そこから傷みが広がる危険性も。こまめに状態をチェックすることも重要である。家の中なら涼しい玄関などに保存するのもおすすめだ。

(参考文献)

※1出典:農林水産省「みかんにはどんな栄養があるのですか。また、おいしいみかんの選び方や保存方法についても教えてください。」

https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1801/02.html

監修管理栄養士:渡邉里英

経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。

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